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マンション構造の違い

ブログをご覧いただきありがとうございます。


今回はマンション構造の違いについてお話しようと思います。



W造(Wood)……木造


S造(Steel)…… 鉄骨造


RC造(Reinforced Concrete)……鉄筋コンクリート造


SRC造(Steel ReinforcedConcrete)…… 鉄筋鉄骨コンクリート造
 

RC造やSRC造などのアルファベットは、建物を構造する材料・材質を表しています。


RC造(鉄筋コンクリート造)主材料のコンクリートは不燃材料のため、非常に高い耐火性を備えます。賃貸を借りるうえでも耐火性に優れた部屋に住むのは安心につながります。また圧縮力と引張力を兼ね備えているため、耐久性が高いのも特徴のひとつ。地震に耐える物件が多いです。


 

基本的に重い材料を使用するほど遮音能力が高いため、圧倒的重量のコンクリートが高い遮音性を持つことは想像に難くありません。特に低音をしっかり遮断してくれるため、お部屋に5.1chサラウンドスピーカーを置きたい方は迷わずRC造に住みましょう。


コンクリートを流し込んでつくる特性上、形状の自由度が高く、デザインのバリエーションにも富むこともメリット。デザインの自由度が高く、モダンな物件に住めるからです。 


 

SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)あらゆる構造の中で最も耐震性、耐火性に優れるのはSRC造。トップクラスの耐火性、耐久性をほこります。S造の「熱に弱い」や「錆びやすい」という短所をコンクリートで包むことで克服し、揺れに対する弱さを鉄筋・鉄骨でカバーしています。


強度や耐震性の面でもRC造と比べて優れています。そのため、10階建以上の高層または超高層マンションなどの建築にも多く採用されています。柱や梁などのサイズが小さくても高い耐震性を確保できます。物件構造の中でもっとも家賃が高くなります。火事や地震に対しての安心感がありますが、ほかの建築構造と比べると家賃は割高です。
 
 
住居の機能も見逃せないところ。耐震性、耐火性だけでなく強度面・耐久性の面においては、RC造やSRC構造に軍配が上がります。以前は耐震性について「SRC造>RC造」という認識が一般的でしたが、技術進歩が目覚ましい昨今では、築年数の浅い物件に関してはほとんど大差ありません。


 

 
コンクリートが打ち込まれているため、RC造とSRC造は音や振動が響きにくく遮音性があります。しかし上記の耐震性同様、両者の機能的な差は大きくありません。
では、防音にこだわりたい場合は物件概要のどこを見ればよいのか?
それは壁の材質や厚さです。建物自体はRC造やSRC造でも、隣の住居との壁が薄ければやはり相応の防音効果しか期待できません。
住居間の壁は「戸境壁(こざかいへき)」と呼ばれ、この厚さと材質が大きく防音に影響します。分譲マンションの戸境壁は180mm~250mm。200mm前後の厚さがあれば分譲マンション並みの防音効果が期待できます。

 

また壁の材質がコンクリートブロックだけなのか否かでも大きく変わりますので、気になる方は不動産会社を通して一度確認してみてはいかがでしょうか。



簡単にチェックする方法もあります。内見などで物件を確認する際には是非壁をノックしてみてください。一概にはいえませんが、コンクリートでできている場合は一般的にはペチペチと中身が詰まった感じがします。逆に中が空洞で石膏ボードのみで隔てられている場合は高く響いた音がします。


ご参考になれば幸いです。


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引用:https://www.homemate.co.jp/chintai-article/apartment/002/


 


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