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賃貸物件 火事が起きたらどう行動したらよいのか。

ブログをご覧いただきありがとうございます。


今回はもしもの不測の事態が起きた時のお話をしようと思います。


マンションは耐火性が高い建物です。
多くのマンションで採用されている鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、耐火建築物に該当します。


耐火建築物とは、建築基準法で定められた耐火性能を満たす建物のことです。
火災が発生しても、少なくとも住民が避難するまでの間、倒壊することなく耐えることができ、かつ延焼を防ぐことができるのが、耐火建築物の条件です。
つまり、耐火建築物に該当しているマンションなら、火事に強いマンションといえます。
 


マンションは耐火性の高い建物ですが、その一方で、マンション特有のリスクとして、下記の4つが挙げられます。
  • 高層マンションでの逃げ遅れ
  • 気密性の高さによる一酸化炭素中毒
  • 消化活動による全水損
  • ベランダやバルコニーからの引火
詳しく見てみましょう。



基本的には、耐火性に優れているマンションですが、マンション特有のリスクもあります。
まず挙げられるのが「高層マンションでの逃げ遅れ」です。


高層マンションの火災といえば、2017年にロンドンで発生したタワーマンションの火災(グレンフェル・タワー火災)が有名です。死者数70人の大惨事となりました。短時間で建物全体に燃え広がり、逃げ遅れた住民が多かったと報じられています。


この火災の本質的な原因は、マンションが高層であったことよりも、建物自体の耐火性能にあると考えられます。というのは、火災発生の数年前から防火対策を不安視する声が挙がっていたり、耐火性の低い外壁材が使われていたりといった背景があるためです。
しかしながら、いざ火が回ってしまうと自力での避難が難しい、高層マンション特有の怖さが広く知られることとなりました。
 

 


次に挙げられるマンション特有のリスクは、「気密性の高さによる一酸化炭素中毒」です。
前述のとおり、耐火性能のあるマンションであれば、延焼リスクは最小限に抑えられます。しかし、マンション火災で怖いのは「炎」よりも「煙」です。
マンションは木造アパートなどと比べれば気密性が高く、発生した煙がこもりやすい特性があります。



火事で発生する煙には多数の有毒ガスが含まれており、なかでも「一酸化炭素(CO)」は、わずかな量を吸っただけでも意識を失う危険のある気体です。
下階で発生した火災の煙が上階に流入すれば、一酸化炭素中毒のリスクがあります。繰り返しになりますが、 マンション火災では「煙の怖さ」を再認識しておきましょう。



マンションの火災リスクを踏まえたうえで、もし、いま住んでいるマンションで火事が起きたらどうすべきでしょうか。最初にすべき4つの行動をお伝えします。
  • 大声で火事を周囲に伝える
  • 通報する
  • 初期消火を行う
  • 避難する
順に紹介します。
 


マンションで火災が起きたとき、最初にすべきことは、大声で火災を知らせることです。
窓の外や隣の住戸の壁に向かって、できる限り大きな声で「火事だ!」と叫びましょう。隣接する壁を「バンバン!」と思い切り叩くことも有効です。
マンションの火災報知器が正しく作動していれば、マンション全体に対して「火事です、火事です」などのアラートが鳴るはずです。もし作動していない場合は、手動で火災報知器を鳴らしましょう。


具体的な手順は、自宅マンションの火災報知器の取扱説明書を確認しておくことが大切です。
  • 火事が起きたら大声を出す
  • 火災報知器の取扱説明書を確認しておく
 

 次に119番(消防)に通報します。
いざ目の前で火事が起きると、気が動転して、119番の数字がわからなくなったり、110番にかけてしまったりする人は多くいます。
改めて「火事のときは119番にかける」と思い出しておきましょう。「忘れるわけがない」と思っても、パニックになるとわからなくなるものです。


通報に使う電話は、家の固定電話よりも持ち運びのできる携帯電話・スマートフォンがおすすめです。
携帯電話・スマートフォンには、ロックしたままでも緊急通報できたり位置情報を自動発信したりと、緊急時に便利な機能が付いていることがあります。



 

可能であれば、初期消火を行います。初期消火とは、「小さな火のうちに消す」ことです。小さな火とは、まだ上方へ燃え広がっていない火(天井まで移っていない火)と考えましょう。
出火して間もなく、手に負えるうちに消し止めることができれば、大きな被害を防ぐことができます。
すぐに消火器を使用したり、水を掛けたりして消火しましょう。素早く行動するためには、日頃から消火器の使い方を把握しておくことが大切です。
 



 

初期消火が難しい場合には、一刻も早く避難します。



高層階であってもエレベーターは使わず、階段またはベランダの避難はしごから避難してください。エレベーターは火災による停電などで停止する危険があるためです。
避難するときに重要なポイントは、一酸化中毒を防ぐことです。
一酸化炭素を含んだ煙を吸い込まないように、口と鼻をタオルや服などでしっかりと防ぎましょう。
一酸化炭素中毒の目安として、煙を一吸いすると身動きが取れなくなり、二吸いすると意識を失うといわれます。煙を吸い込まないことが何よりも大切です。
火災によって発生した一酸化炭素は、床に近い方が少なくなります。姿勢を低くして、素早く外に出ましょう。
 
日ごろから備えておきましょう。



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引用:https://www.uhb.jp/news/single.html?id=39191



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