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賃貸物件 退去立ち合いで高い金額を請求されたら

ブログをご覧いただきありがとうございます。


今回は退去立ち合いで高い金額を請求されたらどうしたらいいかのお話をしようと思います。


賃貸物件に住む場合、家賃の額も気になりますが、退去にかかる費用も考えておかなければなりません。実際に、「退去の際に高額な費用を請求されてトラブルになった」という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。



そこで今回は、賃貸物件に住んでいる方や、これから引越しをしようと考えている方に向けて、退去費用が高額だと感じた場合に確認すべきことについて解説します。また、高額な費用を請求されないためのポイントも紹介していきますので、退去に関する不安がある方は参考にしてみてください。



まずは、借主が負担しなければならない退去費用とはどのようなものでしょうか。退去費用は、家主や管理会社が好きなように請求できるものではありません。国が定めたガイドラインに沿って請求しなければなりませんが、このガイドラインも少し複雑なので、まずは以下の3つを押さえておくようにしましょう。
・修繕は、借主の「わざと」や「うっかり」によって汚したところ、または壊したところに限られる
・居住年数が長いほど負担すべき割合は減額される
・特約に定められたものは借主が払わなければならない
 



冷蔵庫を移動させた際に見られるクロスの電気焼けや、家具や家電の設置痕は「わざと」や「うっかり」に該当しません。しかし、家具を移動させる際に床や壁に傷がついてしまった場合や、お子様の落書きは場所に関わらず原状回復する費用を借主が負担する必要があります。
また、結露によってカビが生えたことに対する原状回復費用も借主の負担とみなされます。目に見える傷は言わずもがなですが、目に見えないにおいなどにも気をつけなければなりません。ペット飼育やたばこによるにおいが部屋に染みついている場合などは、消臭費用を請求されることがあるでしょう。


上記に加え、賃貸借契約書にて借主が負担することが定められた事項などがある場合は、特約の内容に基づいて借主が金額を負担する必要があります。
 


 

それでは、実際に賃貸物件の退去に伴い提示された退去費用が高額であった場合、どのような相談先があるのでしょうか。


<相談可能な3つの手段>
1.管理会社や大家さんに交渉してみる
2.消費生活センターに相談する
3.簡易裁判所で民事調停を申し込む
上記1で解決できれば良いのですが、もしできなければ23まで行う必要があるかもしれません。
 
 

1.請求されている箇所は、間違いなく自分が汚し、壊した箇所であるかどうか
自分が汚したり、壊したりしていない部分の請求が含まれている場合、応じる必要は一切ありません。


2.金額は、居住した年数による負担割合が認められているかどうか
クロスやカーペット、クッションフロアなどの消耗材は、居住年数により負担割合が軽減されます。おおむね6年で価値がなくなる(実際は1㎡あたり1円になる計算)ことになります。請求されている内容は負担割合が認められるものかどうか、該当する場合は負担割合がガイドライン通りに計算されているかどうか確認しましょう。


3.請求されている範囲は、自分が汚し、壊した箇所に限定されているか
クロスの一部分に小さい傷が入っていたとしましょう。この場合、壁一面の張替え費用を全額負担する必要は原則ありません。借主の負担範囲は最小施工面積となり、それはクロスでいうと1㎡となります。


4.賃貸借契約書に記載されている内容であるかどうか
身に覚えのない請求であっても、特約に記載されているなら借主が負担しなければなりません。また、勝手にペットを飼育していたなど契約書で禁止されていることを行った場合、借主が責任を負う必要があるため、あらためて賃貸借契約書を読み返して確認しておきましょう。確認によって過度な請求がなされているようであれば、ガイドラインに基づいた請求をするよう家主や管理会社に申出をしなければなりません。
一方、すべての請求内容が借主に起因するものであり、全面的に認めざるを得ないという状況も考えられます。しかし、もしそういった場合であっても、家主や管理会社に費用減額の交渉をしてみましょう。



法外な退去費用を請求された場合、内容や状況に関わらず無視や放置をしてはいけません。放置することによって事態が好転することはまずないため、速やかに家主や管理会社に連絡を取り、内容に不服がある場合は不当な請求であることを伝えましょう。また、支払いの意思がある場合は総額および期日もしくは分割払いの交渉をするなど、前向きな姿勢で臨むことが重要です。


放置していると連帯保証人に連絡が入り、その方との信頼関係に傷が入る可能性があるほか、保証会社に連絡が入ると自分の信用情報にも傷がつくことになります。最悪の場合、裁判にいたることも想定されますし、その場合は自分・連帯保証人の2名の名前で判決が下されることになります。また信用情報に傷がつくと、数年にわたってローンが組めなくなったりクレジットカードが作れなくなったりと、何一つ良いことはありません。
どのような退去費用の請求であっても、無視や放置するようなことは絶対にしないでください。
ご参考になれば幸いです。
 

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引用:https://gahag.net/004315-woman-worried/



 

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